バレーボール部のトレーニングの一つとしてライフキネティックを取り入れています。その様子を少し動画でアップしました。
ライフキネティックは、簡単な動きで脳を活性化することを目的としています。比較的単純な動きや思考を同時に行うことを基本としています。
バレーボールに限らずですが、スポーツでは刻一刻と変わる状況の中で、状況を素早く判断し正確に体を動かす必要があります。一瞬の間に、多くのことを同時に認知、判断、処理する必要があります。
- ボールの軌道、落下位置を素早く判断して動く
- プレイヤーの位置、ブロッカーなど状況に応じたスイングと調整力
- コート内の状況(ボールを含めて全選手の位置など)を立体的に捉えてプレーできる
- ボールの位置を確認しながら、選手の位置を把握してベストなレシーブ位置に入れる
- チームメイトの指示を聞いて判断するetc
スポーツは『情報を入力⇨処理⇨出力』この繰り返しです。そのスピードを上げかつ正確性が上がれば、必ずプレーにもつながります。
ライフキネティックの魅力は、誰でも楽しく、簡単にできるところです。継続していけば必ずプレーに現れてくると思います。
動画を見ただけでは、何をしているのか?と思われてしまいますので少し説明を加えます。
動画内では、複合的に動作を行うトレーニングを行っています。
複合的に動作を行うとは?
複数の単純な動作を、同時または決められた順番に行うことができること。(前もって練習することなく)
動作をいくつか組み合わせて同時に手足などを動かしてもらいます。指示によってその組み合わせパターンを判断し、スムーズに同時に動かすようにする。と言ったトレーニングの一部映像です。
スポーツにおける効果として
スポーツにおいて、ひとつのプレーを行う場合、体の一部分だけで行っているわけではありません。
例えば、レシーブの場合
- 手を合わせる
- 腕の位置をコントロール
- 落下位置に足を動かす
- 腰や膝などをしっかり曲げる
- ボール見るetc
全て複合的に動作が行われています。当然、他のスポーツでもそうです。
このライフキネティックの複合的なトレーニングをすることで、プレーが正確かつスムーズに行えるようになります。ひとつのプレーへの労力が減ることになるので、判断のスピードアップにも繋がります。
とても楽しくトレーニングできるライフキネティック、一度お試しあれ。