ライフキネティックのトレーニングをすると脳のシナプスが増えるってきいたんだけど、シナプスってなぁに?
シナプスってのはね
脳細胞と脳細胞をつなげる「橋」みたいなものだよ
「橋」?無いよりはあった方がいいんだよね?
もちろん!シナプスがたくさんあった方が、脳がパワーアップして活性化するってことだよ。
もうちょっと詳しく知りたいな
シナプスってなに?
シナプスは、神経細胞同士のつなぎ目に当たる部分です。(神経細胞は、ニューロンとも言われます。)神経細胞同士がいくつかつながっており、細胞間のシナプスを通ることで、情報が伝達されていきます。
情報伝達とは?
情報伝達は、神経細胞間で物質的な興奮が伝えられていくことで、情報が伝わっていく仕組みとなっています。
シナプスの部分を拡大して見てみると、神経細胞間にはわずかなスキマ(シナプス間隙)があり、情報を伝える方の神経細胞から「神経伝達物質」がスキマに放出されて、情報が次に伝えられる神経細胞にひっつきます。
その連鎖によって、次の神経細胞、次の神経細胞、…と情報が伝わっていくのです。
シナプスをイメージしてみよう!
様々な専門用語が飛び出したので、よりわかりやすくするために、シナプスを人間に置き換えてイメージしてみましょう。
シナプスや情報伝達のイメージとしては、「伝言ゲーム」のようなものです。
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんと並んでおり、お題をAさんからDさんまで伝える場合を考えてみましょう。
AさんはBさんの耳元でささやき
BさんはCさんの耳元でささやき
CさんはDさんの耳元でささやき
結果的にAさんからDさんに情報が伝わっていることになります。
この場合、Aさん、Bさん、Cさん、Dさんが神経細胞
Aさんの口元とBさんの耳がニューロン
(同じく、Bさんの口元とCさんの耳、Cさんの口元とDさんの耳もニューロン)
AさんとBさんの間がニューロン間隙
(同じく、BさんとCさんの間、CさんとDさんの間もニューロン間隙)
声が神経伝達物質
伝わっていくお題が情報
AさんからDさんにお題が伝わる過程が情報伝達と言えるでしょう。
伝言ゲームでは、BさんからAさん、CさんからBさんというように後ろ向きにお題が進んでいくことはなく、一方向にのみ進んでいきますよね。
その点も情報伝達と同じで、シナプスで伝達される物質は、一方向にのみ進みます。
実際は、神経細胞もシナプスも神経伝達物質もかなり小さいサイズなので、伝言ゲームのように肉眼で見ることはできない領域ではありますが、行われていることは伝言ゲームとよく似ています。
情報伝達はいつも正しいの?
基本的には、情報はある程度正しく伝達されます。しかし、時には上手く情報が伝わらないこともあります。例えば、アルコール依存症になると、シナプス伝達が上手く行えなくなります。シナプスは、日々の生活によって鍛えることも衰えることもあるのです。
なるほどー
シナプスを介して情報が処理されるってことね。
そうだね。
シナプスが密になればなるほど、脳細胞のネットワークが繋がって、大量の情報が正確かつスピーディーに処理されるってこと。
ライフキネティックのトレーニングをすれば、このシナプスがどんどん増えるってわけね。
その通り!
よーし、
今日もLet’sライフキネティック!